言 の 葉

2010-

宇宙に生きる

 

魔法が解けて、地上に落ちた意識たち。

もう一度、宇宙とつながりたくて。

聖域を取り戻したくて。

あの高みへと、極みへと、

それは自分の内から、世界へ向かう。

意識とともにはじまる宇宙、こころは留まる。



やわらかな、ちからのない愛。

まどろみ、うつらうつら、揺れる霧の、

白く光りちらちら、時はながれ静かに動く。

目覚めれば、ひかり晴れて、風歌い舞う、やさしい夢。

白い聖域。


かすかな記憶が意識をつなぐ。

遠い意志が、記憶をつなぐ。

脈打つ命、鼓動をどこかで聞いた。

眠れる魂の、ちらつく光に呼び起こされるように。

水面下で、意志がうまれる。


からだを駆け巡る意志の炎が、殻を打ち破る。

力強く、世界に生きはじめる、ひとつの命。

燃える、魂、太陽になって、照らす。

愛、力を伴い世界のなかへ、
光、強く金を帯び外へ向かい、

ひとつの宇宙は全体と出会う。

交わり合う。

孤高の詩人の夢は、彼方に散り、

そこには、安らかな愛の眼差し。

すべての生命が、いたましくいとおしく慈しく、
ただただ深く、なんと計り知れない宇宙一切の愛よ。

ひかりが注がれる。


神なるもの、すべてを生かす。

愛なるもの、すべてを育む。

光なるもの、すぺてを正す。


真の秩序が、世界を覆う。
真の調和が、世界を司る。


力を美しく纏い、導くがよい。

叡智の印をしなやかに結ぶのだ。


至高の感性によって。


神の芸術を、日常に生きてこそ。



さあ、地球から宇宙へ。



根源のHOMEへ。
胸にうずく衝撃。

ふたたび宇宙にうまれる。


本当の、命を見つけた。
生きる、世界を見つけた。


おおきなひとつの、
愛と光の、美しい歓喜の世界を。

 

 

宇宙


わたし

わたしのいのち

ここにいるわたしのからだ

ちいさな野の花が咲き風に揺れる地面のうえに
木々がそびえ川が流れ森の向こうにのびる日本の大地のうえに
流れ着いた水が注がれどこまでもひろがる海洋とその彼方
いくつもの陸を超えて風に乗る雲が流れる地球のうえに

そっと息をはく

1億5000万km上空に輝く太陽の周りをまわる
水と金と地と火と木と土と天と海の惑星

重力にささえられて
変わらぬリズムで回転を続ける地球
惑星と星たちがうみだす宇宙の時と空間の中で

目を閉じる

10万光年の先に
太陽と月とまたたく星の彼方遠くに
数えきれないほどの星の輝きを通り過ぎ

わたしは銀河を泳ぐ

幾万光年の彼方
幾千万の銀河をぬけて
はるかどこまで拡がるのか
動き続ける粒子に充ちて空間は拡張する

宇宙にワープ

光り輝くひかりの海
宇宙を照らすひかり
またたききらめきゆらめきひかりにとけるひかりのうみを

静寂と躍動の光の洪水を浴びる

ここにいるわたし
宇宙の海に浮かぶわたし

60兆の宇宙
うまれてはきえる宇宙
ひとつの秩序のもとに
おおきなおおきな広大な宇宙の呼吸

無限に存在する無数の素粒子

その先になにがある?

宇宙の中心に輝く太陽
根源の太陽
宇宙を通り銀河を通り地球を通り
魂の光へ繋がる

煌煌と燃える光源
光はどこからくる?

わたしのからだは同じ
宇宙の素粒子
宇宙のひかり

この宇宙のこの銀河の太陽系の地球の日本のこの大地のうえに
このからだに宿る宇宙

計り知れない広大さを前に
ちっぽけすぎるからだを前に
ここからすべてが始まる
宇宙の瞬きを胸に

150億光年の彼方まで
飛躍する意識
共鳴する意識
そして旅の果てに

胸に宿る新たな宇宙を見つける
胸にうずく愛の中に
宇宙をみつける

ここにいるわたし

わたしは宇宙

宇宙

 

 

2009/1-2009/12

生きる

感覚が渦巻く世界

感情が沸き立つ体
人と人
意識が交錯する社会
その中に戯れる私を
生きる

 

感覚がとぎ澄まされた先にある世界
感情が昇華した後にある拡大した体
人は光


意識は殻を破り限りなく高く
宇宙の海を駆け抜ける
風になり波になり光になる

 

響き合う

私は無限の生命を
生きている

 

愛の源

ひとは愛によって生きている
愛は生命そのもののエネルギー

 

呼吸とともに
その源のエネルギーが流れるとき
マインドは影を潜め
大いなる命が輝きを取り戻す

 

愛がからだを駆け巡るとき
至高の生命が息を吹き返し
宇宙に花ひらく

 

あなたはもはやからだではない
臨在のただ中へ光の大海へ
飛び込むのだ

 

まわりめぐり

すべては循環している

水も土も木も
細胞もいのちも

想いも波動も

形あるものはみな
形なきものもみな

姿を変えて
螺旋を描いて

地球を駆け巡り
粒子はどこかでつながりあう

それは宇宙のことわり

大いなる源の息吹
流れるプラーナ

そこに神をみるなら
すべてはここにあろう

 

夜明け

世があける
神の世があける

太陽は生まれ変わり
輝きを増す

純粋な
根源の光を放つ
すべての人の内に

汚れなき
至高の神性は
姿を現す

はじまりのはじまり

固定観念を脱ぎ捨て
世間の常識の囚われを手放し
過去の経験といつもの習慣は忘れる

枠をこわし
型をやぶり
扉を開いて

その先へ

誰にでも開かれた一歩を
踏み出したのなら

あれ?私今まで眠ってた

目を覚まして
世界を見る

Eureka!

見つけたぞ

さあ、そこからが
はじまりのはじまり

 

宇宙のハート

宇宙の愛は
全ての人へ
いたる所へ
満ちている

根源のエネルギー

誰であろうと
感じることができる

さあ

両手をひろげて
ハートを開いて

この愛に
歓びとともにつながり
おもいっきり
たくさんたくさん
受け取って

踊りだしたくなる
きらきら光るフォトンの中で

この輝く愛よ

ひろげた両手から
私のハートから

全ての人へと
この地上へと
天の高みへと


流れゆけ

 

太陽のこどもたち

あなたたちは、みんな太陽なのよ

世をあまねく照らす光
その光は闇を照らす明かり

あたたかく、やさしく、包み込むひかり
分け隔てなく、全てに等しく照らされる

ただある、その輝きは
人々をひきつける。

ほっと、安らぐあたたかさ

ちいさな子供たちの
生き生きと輝いている様は
まさに太陽そのもの

純粋であるほど
ひかりをたくさん反射させる

あなたの内なる
クリスタルを磨き
魂を輝かせ

ハートの真ん中から
太陽を発現させてごらん。

太陽であるあなたは
すべてのセントラルサンとつながる
ひかりのネットワークとなる